当院では主に、美容・アンチエイジング治療を目的とした、高濃度ビタミンC点滴療法(12.5g、25g)を行っています。
【高濃度ビタミンC点滴療法】
高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの補助療法としてだけでなく、美容・アンチエイジング療法として、最近注目されている治療法です。
血管内に直接高濃度のビタミンCを点滴することにより、サプリメントなどの経口摂取では到達させることのできない高い血中濃度で全身にビタミンCを行きわたらせることができます。
アンチエイジングに対する高濃度ビタミンC点滴療法(12.5g、25g)は、下記にあげる6つの作用と効果を期待できます。
①抗酸化用→老化の原因となる活性酸素を除去→老化予防
②メラニン合成抑制→シミや肝斑の改善、美白
③コラーゲン合成促進→しわや弛みの改善
④肌の保湿力促進→乾燥肌
⑤皮脂過剰分泌抑制→ニキビケア
⑥免疫機能強化→風邪予防や疲労回復
大量のビタミンCを必要とする高濃度ビタミンC療法では、防腐剤を含む国産のビタミンC製剤は不適当と考えられており、当院では、防腐剤無添加のMylan社製ビタミンC製剤(国内未承認薬)を医師が正規ルートで輸入し、使用しています。
25g以上の高濃度ビタミンC点滴療法を行う場合には、G6PD欠損症の血液検査が必要です。
グルタチオン点滴(白玉点滴)はビタミンCが活性酸素を除去する前の形に戻し(還元)、抗酸化作用を取り戻させる働きがあるため、同時に点滴するとビタミンCの効能を強化します。
【高濃度ビタミンC点滴療法の流れ】
問診票記入→G6PD欠損症血液検査(12.5gの場合は不要)→点滴ルート確保→点滴
点滴にかかる時間は12.5gの場合で25分程度、25gの場合で50分程度です。
【治療が受けられない方・注意が必要な方】
□ 妊娠中・授乳中の方
□ 腎不全
□ 尿路結石・腎結石の既往のある方
□ 心不全・不整脈のある方
□ G6PD欠損症の方
□ 高度な貧血がある方
□ 糖尿病の方
【治療前後の注意点】
・穿刺部痛
点滴するために血管に針を穿刺します。点滴中、痛みを生じることがありますが、速度をゆっくりにすることで改善します。当院では、血管痛予防のため、マグネシウム製剤も一緒に点滴します。
・口渇感、頭痛、吐き気
高浸透圧製剤のため、脱水状態で点滴すると、のどの渇き・頭痛・吐き気を感じることあります。点滴前に十分な飲水をしてください。飲み物をご持参いただきましたら点滴中にお飲みいただけます。
・低血糖・偽高血糖
ビタミンCとブドウ糖の構造が似ているため、血糖を下げるホルモンであるインスリンが分泌され、低血糖となることがあります。空腹時ではなく、食後の点滴をおすすめします。また、糖尿病の方で酵素電極法による簡易血糖測定をされている場合、偽高血糖となるため注意が必要です。
・低カルシウム血症
ビタミンCにはカルシウムを体外に排出する作用があるため、手足のしびれやこわばりなどの低カルシウム血症の症状が一時的に起こる可能性があります。低カルシウム血症が疑われた場合には、Ca製剤の点滴を行います。
高濃度ビタミンC点滴12.5g | 11,000円 |
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高濃度ビタミンC点滴25g | 14,300円 |
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G6PD欠損症血液検査 (25g以上で必須) | 6,600円 |
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アリナミンFを同時点滴 | 1,100円追加 |
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グルタチオン点滴と同時点滴 | 合計金額から1,000円引き |
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グルタチオン(白玉)点滴や美容施術中(ピコトーニング、IPL光治療、ペレヴェ)に点滴する場合 | 合計金額から1,000円引き |
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ● | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
午後 | ○ | ● | 〇 | ● | ● | ▲ | × |
午前 10:00〜13:30
午後 15:00〜18:00
火曜日は17:30まで
▲土曜日午後不定期休診
〇院長
●▲非常勤医師
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